歩く道具

歩く道具 

冬のツアーでは、スキーシュー、スノーシューを使います。

どちらも簡単に雪の上を歩けます。

 

スキーシュー

スキーシューは、昔から北方系の民族が冬の狩猟用に使ってきた道具です。 西アジアのアルタイ地方が起源と言われています。

北方民族と交流のあった樺太アイヌは、この便利な道具を使って冬の狩猟をしていたようです。「ストー」と呼ばれ、滑走面にアザラシの毛皮を張って滑り止めにしていました。 江戸時代の探検家 間宮林蔵が行った樺太探検を編纂した「北蝦夷図説」に短いスキーに乗って獲物を探し歩いてる様子が描かれています。

現代のスキーシューは滑走面にモヘアゴート(ヤギの毛皮)が張ってあります。毛の方向が均一で逆立っているので後にはスリップせずに、前にはスイスイと進め、静かに歩けます。

普通のスキー程のスピードは出ませんが、ちょっとした斜面は滑り降りることができます。 専用の靴は要りません。防寒ブーツに着けられます。 スキーは130㎝と短いので森の中でも扱いやすくできています。

 

karahutominnzoku.jpg「北蝦夷図説」より拝借

 

スノーシュー

スノーシューは、雪の上を楽に歩くための道具のひとつ。西洋カンジキ。

日本のカンジキよりサイズが大きいため、浮力が大きく、ラッセル能力が高いというメリットもありますが、持ち運ぶ際に嵩張って重いなど、デメリットもあります。日本のカンジキは縄文時代から使われていたようです。アイヌはヤマグワから作ったカンジキを使い、硬い雪用はチンル、軟雪用はテシマと呼び、シカ皮で作った靴といっしょに使いました。

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スキーシュー スノーシュー カンジキ(テシマ)